社会福祉法人さがみ愛育会 渕野辺保育園

整理番号2002-15
評 価 結 果
T.  特 徴
1

(あ) 発達援助

(IV−1−[1]〜「3])

一人一人の発達の状況を適切に把握し、記録している。またその状況に応じてケース会議を定期的に開催し、職員全体に周知している。基本方針がよく浸透し、指導計画や日々の保育に活かされている。
(い) 保育内容 自然との触れ合い、併設のデイサービスセンターの老人や学童保育との日常的な交流をはかっている。子ども一人一人を適切に理解・把握し、受容しながら共に育つことを保障しようとつとめている。
2
(う) 子育て支援 相談事業、一時保育、保育体験など、病児やアレルギー児童や虐待児童への対応など、きめ細かなマニュアルが作られ対応がなされている。地域育児センターも設置され地域全体の子育て支援をしている。
3
(え) 地域等連携 地域の学校、相談機関・医療機関などとのネットワークが作られ、連携が行われている。また園だよりや園の情報誌を地域の多くの機関に送付して、情報を発信している。ホームページも充実している。
4
(お) 運営管理 各職員の機能の分担が明確になされ、クラス内および園全体の職員間の連携が十分に取られている。また保育者と子ども、障害児、地域の高齢者などが自然に触れあうための配慮がなされている。

 

U. 課 題
保育士の仕事の内容が多様化しているため、そのための研修、記録、行事の準備などに追われ、個々の自己評価や自己研修に時間を費やす余裕に若干欠ける。3歳児未満児クラスを、少人数にすることができれば、より一層質の高い保育が可能になると考えられる。

 

V. 利用者アンケートからの概評
広報、連絡帳などを通じての情報交換、保育参観の機会、健康診断の結果の伝達、献立表の配布について、非常に高い満足度が読みとれた。一方、3歳以上の子どもについて、喫食状況など日々の細かい様子を知らせて欲しいとの要望も一部にみられた。